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上司の立場から改善していく

現場の残業を減らすことは、スタッフにとっても経営者にとっても重要なことである。看護や介護の現場では、仕事が山積みなっていたり、想定外の仕事が増えたりして時間通りに一日の業務が終えられないことが多い。上司の立場から見てそれが悩みに感じられたら、職場によって残業の多さにも大差があることをよく考えて、ほとんどのスタッフが時間通りに仕事を終えられている職場に学ぶのが賢明である。自分の働いている現場と何が違うのかを比較するために視察をさせてもらったり、アドバイスを受けたりするのは、上司の役割と言えるだろう。

その際に大きな違いを生んでいることが多いのは、目標設定のあり方である。施設としての運営方針を提示していても、個々に誰がどのような目標を抱いて仕事に取り組むべきかについて明確になっていないことは多い。しかし、日々何かを目指して仕事をするようにしなければ、能率は上がりにくいのである。残業をなくす工夫として、個人や役職に対して目標設定を行い、その客観的な評価を上司が行っていくという方法は有用だろう。そうすることで個人の意識改革を行うことができ、仕事を速やかに正確にこなしていく前向きな姿勢を生み出すことができるのである。結果としてスタッフも時間通りに一日を終えられるようになって、仕事に対する満足度も高まる。それが正の循環を生み出して、円滑に現場が機能するようになるだろう。上司の立場から行える工夫は目標設定による意識改革なのである。